2011/12/7

チェコ・スロバキア

シュコダ「シティゴー」の受注好調

この記事の要約

チェコのシュコダ自動車は11月29日、新型サブコンパクトカー「シティゴー」の受注台数が、11月1日の受注開始から2週間で1,000台に達したことを明らかにした。年内に500台を納車する予定。\ シティゴーは、親会社である […]

チェコのシュコダ自動車は11月29日、新型サブコンパクトカー「シティゴー」の受注台数が、11月1日の受注開始から2週間で1,000台に達したことを明らかにした。年内に500台を納車する予定。

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シティゴーは、親会社である独フォルクスワーゲンの「アップ(Up!)」をベースにしたサブコンパクトカーで、販売価格は17万9,900コルナから。シュコダは声明で、「2週間で1,000台の受注を達成したことは、シティゴーがシュコダ・ブランドのモデル攻勢において中心的な役割を果たすという明確なシグナルだ」とコメントした。

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シュコダは先ごろ、向こう3年間、半年ごとに新型車を投入する方針を表明した。親会社VWの戦略に沿い、販売を急速に伸ばしている韓国の現代自動車や起亜自動車などのアジアメーカーに新モデル投入で対抗する。シティゴーに続き、来春には主力セダン「オクタビア」の次世代モデルの生産を開始。13年にルームスターの次世代バージョンと、スパーブのマイナーチェンジモデル、14年にはファビアの新モデルを投入し、SUV「イエティ」のデザイン変更も行う予定だ。シュコダは2018年までに世界販売台数を年間150万台と倍増させることを目指している。

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