2012/1/4

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

セルビアで新複合火力発電所が稼働

この記事の要約

セルビア南部ピロト郡に新設された火力発電所がこのほど稼働した。現地通信社『Beta』が30日報じた。同発電所は地域暖房供給設備を備えた複合火力発電所で、発電能力は30メガワット。天然ガスと残渣油(重油)を燃料としている。 […]

セルビア南部ピロト郡に新設された火力発電所がこのほど稼働した。現地通信社『Beta』が30日報じた。同発電所は地域暖房供給設備を備えた複合火力発電所で、発電能力は30メガワット。天然ガスと残渣油(重油)を燃料としている。火力発電所と並んで変電所が設置されるとともに、1.8キロメートルの地域暖房用パイプラインも敷設された。新発電所の稼働を受け、市内にある老朽化したCesalj発電所は廃止される。

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新電所の建設には独政府系銀行も350万ユーロを融資した。今回のプロジェクトは、地域暖房の効率化を目指す近代化プログラムの一環として実施された。同プログラムでは国内18基の火力発電所の近代化が計画されており、今回は4番目のプロジェクトとなる。

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