ポーランド競争・消費者保護局(UOKiK)は4日、同国保険最大手のPZUと保険代理店のマクシマス・ブローカーに対し、傷害保険の販売提携契約が競争法に違反していたとして、それぞれ5,660万ズロチ、6万1,800ズロチの制裁金支払いを命じた。両社は決定を不服として提訴する構えだ。
\問題とされたのは、クヤヴィ・ポモージェ県における学校生徒および教育機関被用者の障害保険の団体契約。PZUが教育機関向け団体保険でマクシマスに独占販売権を付与する代わりに、マクシマスは顧客にPZUの商品を優先して販売したとされている。
\UOKiKの法律顧問は『ジェチポスポリタ』紙に対し、「保険代理店は顧客の利益を最優先することが法的に義務付けられている。マクシマスの行為はこれに反するもの」と説明した。(1PLN=21.81JPY)
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