2012/1/11

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリアの再可エネ利用拡大

この記事の要約

ブルガリアで再生可能エネルギーの利用が着実に拡大している。EUオブザーバーが昨年末にまとめたところよると、ブルガリアの同年の電力消費量に占める再可エネ比率(推定)は12.9%で、前年の11.6%から拡大。EU加盟27カ国 […]

ブルガリアで再生可能エネルギーの利用が着実に拡大している。EUオブザーバーが昨年末にまとめたところよると、ブルガリアの同年の電力消費量に占める再可エネ比率(推定)は12.9%で、前年の11.6%から拡大。EU加盟27カ国で12番目となった。

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ブルガリアはEU指令に基づき、再可エネ比率を2020年までに16%に引き上げるという目標を掲げている。同国では水力発電の利用拡大に加え、近年は奨励政策を追い風に風力発電や太陽光発電への投資が加速している。

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2010年にEU域内で再可エネ電力消費比率が最も高かったのは、スウェーデンの46.9%。ラトビアが34.3%、フィンランドが33.6%で続く。中東欧ではエストニア(24.1%)、スロベニア(21.7%)、ルーマニア(21.4%)、リトアニア(21.1%)がブルガリアを上回った。EU平均は12.4%となり、09年の11.5%から拡大した。

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