2012/1/11

CIS諸国

墺アクティブ・ソーラー、ウクライナでメガソーラー開設

この記事の要約

太陽光発電を手がけるオーストリアのアクティブ・ソーラー(Active Solar)は12月28日、ウクライナ・クリミア半島にあるペロボに定格出力100メガワット(MW)の太陽光発電所(メガソーラー)を完成させたと発表した […]

太陽光発電を手がけるオーストリアのアクティブ・ソーラー(Active Solar)は12月28日、ウクライナ・クリミア半島にあるペロボに定格出力100メガワット(MW)の太陽光発電所(メガソーラー)を完成させたと発表した。

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着工から7カ月で完成したこのメガソーラーは200ヘクタールの敷地に建設され、結晶Si系太陽電池モジュール44万枚が使用されている。年間の見込み発電量は13万2,500MWhで、設備利用率は15%となっている。

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アクティブ・ソーラーは昨年、クリミア半島のロドニコボエとオホトニコボで太陽光発電所を開設しており、ウクライナで今後も事業拡大を図る方針だ。

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ウクライナは2008年にフィードインタリフ制度を導入するなど、再生エネルギーの促進を図っている。エネルギー消費の6割を輸入に頼る同国は、2015年までに再生可能エネルギーの発電容量を2ギガワットに拡大し、輸入エネルギーを30%削減することを目標に掲げている。

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