ハンガリー中央統計局(KSH)が1月20日発表した2011年1-11月期の賃金統計によると、1カ月あたりの平均名目賃金は21万1,337フォリントと前年同期から4.7%上昇した。民間部門は4.9%増の21万5,861フォリント、公共部門は3.2%増の20万2,649フォリントだった。また、1-11月期の平均手取り賃金は6.0%増の14万104フォリント。公共部門が1.6%増の13万3,849フォリント、民間部門が7.5%増の14万3,226フォリントだった。
\名目平均賃金が最も高かった業種は金融・保険で 45万3,400フォリント。以下、情報通信(39万800フォリント)、電気・ガス・暖房(37万6,000フォリント)が続いた。一方、平均賃金が低かったのは宿泊・飲食(12万5,400フォリント)、事務・サポートサービス(14万8,900フォリント)だった。
\1-11月期の就業者数は269万4,000人で、内訳は民間部門が185万3,000人、公共部門が73万5,000人。非営利部門が10万6,000人だった。(1HUF=0.33JPY)
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