2012/2/8

ポーランド

ポーランド空港発着料、欧州平均より3割安

この記事の要約

ポーランドの昨年の空港発着料は1回あたり約38ユーロで、欧州の空港の平均よりも約30%安いことが、ポーランド航空局(PAZP)の調査で分かった。ターミナル使用料も前年を約25%下回る180ユーロに低下し、就航便数の増加に […]

ポーランドの昨年の空港発着料は1回あたり約38ユーロで、欧州の空港の平均よりも約30%安いことが、ポーランド航空局(PAZP)の調査で分かった。ターミナル使用料も前年を約25%下回る180ユーロに低下し、就航便数の増加に貢献しているようだ。PAZPは、旅客機のターミナル使用料は2016年までは変更せず、欧州平均に対する割安度も維持する方針であることを明らかにしている。

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ポーランド国内の11空港の昨年の民間発着便数は、前年比で7~8%増加した。欧州航空航法安全機構(ユーロコントロール)は、今年は約9%増加すると予測している。乗客数も前年を約20%上回る大幅増となり、約2,200万人に達した。民間航空交通局(ULC)は、今年の見通しを2,420万人とし、2020年には4,000万人を超えると予想している。

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PAZPによると、航空管制体制への投資額は1年当たり8,000~9,000万ズロチにのぼる。今年はポズナン、ジェシェフ、ヴロツワフ、ウッジに重点的に投資するほか、欧州サッカー杯の開催に備えて、ワルシャワとグダンスクの空港への投資も強化するとしている。

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(1PLN=24.12JPY)

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