2012/2/8

バルト三国

ラトビア大手銀クライバンカが経営破綻

この記事の要約

国際会計事務所大手のKPMG バルティックスはこのほど、ラトビアの金融大手クライバンカが倒産寸前にあることを明らかにした。KPMGは経営危機に陥った同行の再建計画などを審査してきたが、再建は困難であるとして、ラトビアの銀 […]

国際会計事務所大手のKPMG バルティックスはこのほど、ラトビアの金融大手クライバンカが倒産寸前にあることを明らかにした。KPMGは経営危機に陥った同行の再建計画などを審査してきたが、再建は困難であるとして、ラトビアの銀行監督当局である金融・資本市場委員会(FKTK)に破産手続きを開始するよう勧告した。

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KPMGは、クライバンカに流動性の確保や債務再編、長期の再建計画などを求めたが、いずれも実現性のある内容ではなかったとしている。

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同行は、昨年12月に親会社であるリトアニア銀行大手のスノラス銀行が倒産したことで、経営危機に陥っていた。銀行の保有者が両行から多額の資金をオーストリアなど国外に持ち出したことが破たんの原因とされている。

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