ベラルーシの首都ミンスクに家庭ごみを処理するリサイクル施設が新たに開設される。現地紙『BelTA』が25日に報じた。新施設は今年上半期にも稼働する予定で、処理能力は年8万トン。当該プロジェクトを推進するためドイツの廃棄物処理大手レモンディスとミンスク市は共同で新合弁会社レモンディス・ミンスクを設立した。新合弁会社の出資比率はレモンディス51%、ミンスク市が49%。新会社は来年処理能力年5万トンのリサイクル施設を建設する予定。その後さらに3万トンの施設を建設することも計画している。
\レモンディス・ミンスクは市清掃会社と共同で廃棄物の分別回収やリサイクルボックス(回収コンテナ箱)の設置を効率的に進めていく。ミンスク市には現在1,4000の回収コンテナが設置されている。廃棄物の分別回収を強化することで、廃棄物からの二次原料の回収量を増やし、再生原料の販売に繋げていく計画だ。
\ミンスク市には現在、廃棄物埋立施設3ケ所、都市ごみ処理施設1ケ所、分別処理施設3ケ所がある。
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