チェコの外資系企業における賃金や給与の伸びが鈍化していることが、ドイツ・チェコ商工会議所と人材・人事コンサルティング会社のキーンバウムがこのほど実施した調査で明らかになった。2010年は賃金・給与が名目で7％伸びていたが、2011年は5.2％の上昇にとどまった。
\管理職の給与は企業または国外親会社の規模が大きいところでは上昇するという結果が出た。分野別では、エネルギー・資源会社で賃金・給与上昇率が最も高く、金融・保険会社が続いた。
\また、資格を持つ人材が不足していることも今回の調査で明らかになった。調査に参加した企業の57％が人材不足を訴えており、特に専門職の不足が顕著であった。
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