2012/3/21

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

スロベニア、スマートグリッド国家計画を発表へ

この記事の要約

スロベニアではスマートグリッド(次世代送電網)関連企業が共同でスマートグリッド整備に向けた国家計画を策定している。今春に発表される同計画によると、スマートグリッドの整備には2020年までに総額3億2,000万ユーロの投資 […]

スロベニアではスマートグリッド(次世代送電網)関連企業が共同でスマートグリッド整備に向けた国家計画を策定している。今春に発表される同計画によると、スマートグリッドの整備には2020年までに総額3億2,000万ユーロの投資が必要とされている。

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投資額の内訳は、2万8,000ユーロがスマートメーターの普及や仮想発電所、蓄電施設、電気自動車用の充電ポイントの整備などスマートグリッドの新技術の導入に、研究開発が1,000万ユーロ、パイロットプロジェクトが3,200万ユーロ。計画では、パイロットプロジェクトはパブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)方式を採用することを提案している。

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スマートグリッド化への第1歩といえるのがスマートメーターの設置だが、大手送電会社SODOの試算によると、既存の電気メーターをスマートメーターに置き換えるためには1億7,200万ユーロが必要になるという。

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