ロシアのプーチン首相は先日開いた地震対策強化に関する閣僚会議で、耐震住宅の建設支援に今年48億ルーブル(1億6,200万ドル)を投入すると発表した。最近大規模な地震があったトゥヴァ、ハカシア、アルタイの3共和国に20億ルーブル、その他の27の地震対策強化地域に残り28億ルーブルの予算を配分する。
\今回の予算措置は2009年から2013年に実施する地震警戒地域支援プログラムの一環で、これまでに138億ルーブルを投入。そのうち113億ルーブルを連邦政府が負担した。同支援によりカムチャッカ、サハリン、アムール州では20万平方メートルの耐震住宅が建設された。
\また、今回の閣僚会議では同支援プログラムを2018年まで延長するよう求める意見が出たため、プーチン首相は地域開発省に必要な情報を集めるよう指示した。(1RUB=2.81JPY)
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