伊電力最大手エネルの子会社で、再生可能エネルギーの発電事業を展開するエネル・グリーン・パワー(EGP)は、ルーマニアに出力180メガワット(MW)の風力発電パークを建設する。EGPルーマニアのラゼリ社長がこのほど明らかにした。同社長はまた、再生可能エネルギー源の多様化に向け、水力など風力以外のエネルギー源の開発に力を入れる方針を示した。
\EGPは2007年にルーマニアに進出。現在はドブロジャとバナートで風力発電パークを運営し、合計出力は296MWとなっている。ルーマニア国営送電会社トランスエレクトリカのまとめによると、同国の風力発電の設置容量は2月末時点で1.12ギガワット(GW)に達している。
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