2012/4/25

CIS諸国

カザフ鉱業大手、石炭会社を完全傘下に

この記事の要約

カザフスタンの鉱業大手ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)は17日、石炭大手シュバルコル・コミル(Shubarkol Komir)の株式75%を6億米ドルで取得する手続きを完了したと発表した。ENRCは200 […]

カザフスタンの鉱業大手ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)は17日、石炭大手シュバルコル・コミル(Shubarkol Komir)の株式75%を6億米ドルで取得する手続きを完了したと発表した。ENRCは2009年にシュバルコル・コミルの株式25%を2億ドルで取得しており、今回の取引完了により、シュバルコル・コミルはENRCの完全子会社となった。

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シュバルコル・コミルは2011年に750万トンの石炭を生産した。ENRCのヴリス最高経営責任者(CEO)は、シュバルコル・コミルの買収により、カザフスタン国内で事業を進めるために必要なエネルギーを確保することが可能になるとコメントした。

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ENRCは鉄鉱石、アルミ、鉄合金などの生産を手がけており、フェロクロムの世界最大手。従業員数は7万人で、2011年の売上高は77億ドルだった。

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