ハンガリー中央統計局（KSH）が24日発表した2月の小売業売上高は前年同月比1.4％減で、昨年8月以来の落ち込みとなった。特にガソリンスタンドや家具、電化製品専門店の売上減少が際立った。前月比では営業日数調整後で0.5％減少した。1、2月合計の売上高は1兆1,130億フォリントに上り、前年同期を0.4％下回った。
\業態別に見た2月の売上は、食品・飲料・タバコ製品販売業（非専門店含む）が前年同月比1.7％増と引き続き好調だったのに対し、非食品販売業は2.7％減。特に家具・電化製品専門店が9.9％の大幅減収となった。一方、化粧品店は売上を11.7％伸ばした。ガソリンスタンドは燃料価格上昇の影響で販売低迷が長期化している。2月も売上が2.0％落ち込み、年初の2カ月合計で2.1％減少した。
\小売統計とは別に集計される自動車・自動車部品販売業の2月の売上は前年同月比1.7％増。1月は自動車登録税の引き下げで10.6％の大幅増となったが、その効果は薄れたもようだ。
\（1HUF=0.36JPY）
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