2012/5/2

ロシア

連邦独占禁止局、シェル子会社の合併を許可

この記事の要約

ロシア連邦独占禁止局(FAS)はこのほど、英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルのロシア子会社2社の合併を許可した。ロシアのプライム通信が4月24日報じた。\ 合併するのはシェルAZSとシェルネフチ。モスクワに本社を置く […]

ロシア連邦独占禁止局(FAS)はこのほど、英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルのロシア子会社2社の合併を許可した。ロシアのプライム通信が4月24日報じた。

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合併するのはシェルAZSとシェルネフチ。モスクワに本社を置くシェルネフチは潤滑油と燃料の卸売や工業用オイルの生産のほか、ロシア中部でガソリンスタンドを運営。シェルAZSはサンクトブルクに本社を置き、北西部でガソリンスタンドを運営している。シェルの広報は「企業構造を最適化し、ロシア事業を可能な限り効率的に運営するため2社を統合することを決めた」と説明している。同社によると、シェルAZSはシェルネフチに吸収合併され、サンクトペテルブルクには新たにシェルネフチのガソリンスタンドを開設する。

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シェルは、「ロシアにおける事業活動に長期的な戦略的関心を持っている。今後も潤滑油の販売とガソリンスタンド網の拡充を進めていきたい」とコメントした。

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