2012/5/2

CIS諸国

欧州復興開発行、ウクライナ風力発電事業に協調融資

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は、ウクライナの風力発電施設向けの1,330万ユーロの協調融資に参加し、電力供給の安定とCO2削減を支援する。EBRDが950万ユーロを10年ローンで、ロンドンに本部を置くクリーンテクノロジー […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は、ウクライナの風力発電施設向けの1,330万ユーロの協調融資に参加し、電力供給の安定とCO2削減を支援する。EBRDが950万ユーロを10年ローンで、ロンドンに本部を置くクリーンテクノロジー基金(CTF)が15年ローンで380万ユーロを融資する。CTFが25日、ブルームバーグ通信に明らかにした。

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ウクライナの非公開企業エコオプティマは、同資金を活用して発電能力12.5メガワットの風力発電パークを建設する。年末にも稼働する予定。これにより1万世帯以上への電力供給と年約2万6,000トンのCO2削減が可能になる。

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EBRDのトルコ、東欧、コーカサス、中央アジア事業責任者のオリビエ氏は、「ウクライナは再生可能エネルギー事業の開発で大きな潜在性を秘めている。我々は資金と技術面で風力や太陽光、水力、バイオマスの発電プロジェクトを支援していきたい」と述べた。

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