ウクライナが省エネ関連製品に対する税優遇措置を拡充している。独経済紙『ナッハリヒテン・フュア・アウセンヴィルトシャフト』がこのほど報じた。同国ではすでに省エネ製品の輸入を促す税優遇制度が実施されている。省エネを目的とする資材、設備、部品を輸入する企業は、輸入関税と売上税が免除される。
\申請手続きについては、企業は国外の輸入元との契約完了後に必要書類を経済省に提出し、審査を受けることになる。納入完了後、省エネ製品の技術使用書を税関に提出。その後、エネルギー資源効率利用研究所と経済省が実施する検査を受ける。エネルギー資源効率利用研究所は製品のエネルギー効率性について、経済省は国内に同レベルの製品が存在しないかを審査する。これらの結果をもとに、経済省が最終的に税優遇措置の適用を決定するという。
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