アイルランドの再生可能エネルギー大手エタノール・ヨーロッパ・リニューアブルズのハンガリー子会社パノニア・エタノールは、480億フォリント(約1億6,025万ユーロ)を投資し、ハンガリー南部のモーハスにバイオエタノールの第2工場を建設する。東欧経済ニュースサイトの『Nov-ost.info』がこのほど報じた。
\モーハスの新工場では2013年末から国産トウモロコシを年60万トン使ってバイオエタノールを生産する。パノニア・エタノールのマーク・ターリー最高経営責任者(CEO)によると、新工場のバイオエタノール生産能力は年2億4,000万リットル。とうもろこしの搾りかすが年17万5,000トン発生するが、家畜の飼料として使われる。新工場の建設によって新たに1,000人の雇用(直接・間接)が生まれるという。
\同社は今年4月、ドゥナフルドヴァールにもバイオエタノール工場を稼働させたばかり。(東欧経済ニュース4月18日号「アイルランド再可エネ大手、バイオエタノール生産開始」参照)
\モーハスのツッコ市長は、営業税が増えることに期待感を示している。同市の営業税収は現在4 億フォリントだが、これが2倍になるもよう。
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