2012/6/6

ロシア

独ギルデマイスター、ロシア工場を8月に開設

この記事の要約

独工作機械大手ギルデマイスターがロシアに建設している工場で旋盤とフライス盤を生産するため、ドイツ政府から生産許可を取得することが必要となる。5月30日付けの『モスクワ・タイムズ』が、同社幹部の話として伝えた。\ バハマン […]

独工作機械大手ギルデマイスターがロシアに建設している工場で旋盤とフライス盤を生産するため、ドイツ政府から生産許可を取得することが必要となる。5月30日付けの『モスクワ・タイムズ』が、同社幹部の話として伝えた。

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バハマン取締役によると、ロシア工場で生産する旋盤とフライス盤は軍事転用が可能。このため、ドイツ政府の許可が必要となるが、許可取得には2年ほどかかる見通しだという。中央部ヴォルガ川沿岸のウリヤノフスク郊外に建設中の工場は8月に開設する予定だが、当面は自動車産業や航空産業向けの工作機械を生産する。

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ギルデマイスターはロシアに工場を設ける初の外資系工作機械メーカーとなる。2,000万ユーロを投じて建設されるウリヤノフスク工場では年間1,000台の工作機械を生産する計画だ。同工場で生産する工作機械は、航空機メーカーのアビアスター、自動車メーカー、ソレルス傘下のウリヤノフスク自動車工場に供給する。

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