2012/6/13

総合・マクロ

コズロドゥイ原発7号炉の建設、ロスアトムに参加要請

この記事の要約

ロシア原子力公社ロスアトムのコマロフ副最高経営責任者(CEO)は、ブルガリア政府からコズロドゥイ原子力発電所の7号炉建設計画に参加するよう要請を受けたことを明らかにした。\ モスクワで4日から6日にかけて開催された「At […]

ロシア原子力公社ロスアトムのコマロフ副最高経営責任者(CEO)は、ブルガリア政府からコズロドゥイ原子力発電所の7号炉建設計画に参加するよう要請を受けたことを明らかにした。

\

モスクワで4日から6日にかけて開催された「Atom Expo 2012」に出席したコマロフ副CEOは、「ブルガリア側からコズロドゥイ原発7号炉の建設に参加することを検討するよう申し入れがあった。ブルガリアはベレネ原発計画を破棄したが、我が社との協力関係は継続しており、今後の展望は明るい」と語った。

\

ブルガリアは2006年、同国北部ベレネに合計出力2,000メガワット(MW)の原発を建設することでロスアトムと基本合意。ロスアトム傘下の原子力機関アトムストロイエクスポルトが建設を担当することになっていた。しかし、ボリソフ政権は今年3月、ベレネ原発の建設を断念し、今後は既存の原発に限って、原子炉の増設を行う方針を明らかにした。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |