2012/6/13

ハンガリー

ロビン・フッド税改正法案が可決

この記事の要約

ハンガリー国会は4日、エネルギー産業を対象に課税する通称「ロビン・フッド税」の改正法案を可決した。税率を引き上げるとともに、課税対象となる企業の範囲も拡大し、2013年から施行する。\ ロビン・フッド税は、電気・ガスなど […]

ハンガリー国会は4日、エネルギー産業を対象に課税する通称「ロビン・フッド税」の改正法案を可決した。税率を引き上げるとともに、課税対象となる企業の範囲も拡大し、2013年から施行する。

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ロビン・フッド税は、電気・ガスなどのエネルギー会社に対し利益の8%を課税するもので、2009年に翌10年までの時限措置として導入されたが、その後12年末までに延長された。今回可決された法案は税率を現行の8%から11%に引き上げ、新たに水道会社と廃棄物処理会社も課税対象に含める。これにより政府は13年に550億フォリントの税収増を見込んでいる。

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なお、ロビン・フッド税の税収は現在、地域熱供給システムの近代化のために使われているが、13年以降は中央政府予算の財源に組み込まれる。(1HUF=0.33JPY)

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