2012/6/20

ロシア

ロシア政府、「60/66政策」に不満

この記事の要約

ロシア政府は、昨年10月から実施している原油と石油製品の輸出関税を60‐66%方式で計算する「60/66政策」が十分な成果をあげていないことに不満を持っている。メドベージェフ首相がガスプロム本社を訪ねた際に述べたとして、 […]

ロシア政府は、昨年10月から実施している原油と石油製品の輸出関税を60‐66%方式で計算する「60/66政策」が十分な成果をあげていないことに不満を持っている。メドベージェフ首相がガスプロム本社を訪ねた際に述べたとして、インタファクス通信が14日報じた。

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60/66政策は2011年10月から西シベリアや深海の油田開発を促進することを目的に導入された。しかし、当局の報告によると、今年第1四半期における同政策の成果は予想を下回っており、当該政策の影響で石油企業も収益が落ち込んでいるという。

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このため、ノバク・エネルギー相はガスプロムとの会合で、年内に陸上およびオフショアの油田開発を奨励する新たな優遇措置の導入を検討していることを明らかにした。

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