2012/7/4

ロシア

ロシア携帯最大手MTS、ウズベキスタンで免許取り消しの危機

この記事の要約

ウズベキスタンの国家通信監督局は6月25日、ロシア携帯電話サービス最大手モバイルテレシステムズ(MTS)のウズベキスタン子会社の事業免許を取り消す可能性があると明らかにした。サービスの質に問題が認められたほか、基地局の不 […]

ウズベキスタンの国家通信監督局は6月25日、ロシア携帯電話サービス最大手モバイルテレシステムズ(MTS)のウズベキスタン子会社の事業免許を取り消す可能性があると明らかにした。サービスの質に問題が認められたほか、基地局の不正使用の疑いがあるためとしている。

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MTSウズベキスタンは今年3月末時点で950万人を加入者がいる。1-3月期の売上高は1億1,600万米ドルだった。同社は25日に声明を発表し、基地局の使用については管轄当局による許可手続きが行われている最中だと説明。「現時点で事業免許が取り消される理由は見当たらない」と強調した。

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ウズベキスタンでの事業免許が取り消されれば、MTSにとっては中央アジアでトルクメニスタンに続く2例目のケースとなる。MTSはトルクメニスタンの携帯電話サービス市場で85%のシェアを誇っていたが、2010年末に政府から事業免許の停止処分を受け、1億4,000万ドルの損失を被った。

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