ハンガリーでは今月3日から新しい電信振替システムが稼働を開始し、国内銀行間の電信振替の所要時間が1営業日から最長4時間に大幅に短縮された。振替サービスを利用する顧客からは利便性が高まると歓迎されている。
\2年間の準備期間を経て導入された新電信振替システムは、決済サービス大手GIROが運営する。振替の所要時間は最長4時間とされているが、新システムは2時間ごとに決済を行うため、実際にはより短時間での振替が可能だ。
\ハンガリー国立銀行のシモル総裁は3日の記者会見で、「日中振替システムの稼働開始は画期的な出来事だ」と語るとともに、新システムの導入は一般市民の利益となるよう国立銀行の主導で実現したものであり、「新しく、より利便性の高いシステムにすべての人が平等にアクセスできるようになる」と意義を強調した。
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