2012/7/11

チェコ・スロバキア

テメリン原発拡張工事、予想通り3社・連合が応札

この記事の要約

チェコ国営電力CEZは2日、現地CTK通信に対し、テメリン原子力発電所の拡張工事の入札で、予想通り3社・企業連合が応札したと明らかにした。応札したのはアトムストロイエクスポルト、ギドロプレス、シュコダのロシア・チェコ企業 […]

チェコ国営電力CEZは2日、現地CTK通信に対し、テメリン原子力発電所の拡張工事の入札で、予想通り3社・企業連合が応札したと明らかにした。応札したのはアトムストロイエクスポルト、ギドロプレス、シュコダのロシア・チェコ企業連合と、東芝の米国子会社ウエスチングハウス、仏アレバだ。2013年末に落札企業を決定する。建設費用は2,000億~3,000億コルナと見積もられている。

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数万ページにもわたる提案書の検討はCEZの専門家が年内に完了させる。これを基に今年11~12月に提案内容の評価を出し、2013年春まで修正を受け付ける。

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2013年末に契約を締結。原子力安全局(SUJB)の許可や建設許可などの必要書類を揃えた上で、2016年か17年に着工。25年までに新炉2基を稼動させる。

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応札企業・グループはチェコ企業に対する発注比率が受注額全体の70%を占めるとしているが、専門家らは誇張が入っていると推定している。(1CZK=3.83JPY)

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