2012/7/18

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

セルビア水力発電所改修工事、入札開始

この記事の要約

セルビアの国営電力産業公社(EPS)が7月初め、セルビア西部のズヴォルニク水力発電所の改修工事の入札手続きを開始した。9月15日まで国内外の投資家からの応札を募る。総工費は9,500万ユーロで、うち約7,000万ユーロは […]

セルビアの国営電力産業公社(EPS)が7月初め、セルビア西部のズヴォルニク水力発電所の改修工事の入札手続きを開始した。9月15日まで国内外の投資家からの応札を募る。総工費は9,500万ユーロで、うち約7,000万ユーロはドイツ復興金融公庫(KfW)のプロジェクトファイナンスを通じて調達するとしている。

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EPSは同事業によって、既存のタービン4基の発電能力を1基あたり現状の24MWから32.4MWに引き上げる。中東欧・ロシア経済情報サイト『Nov-ost.info』によると、同発電所の年間発電量はこれにより70GWh増加し、550GWhに拡大する。

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ズヴォルニク水力発電所はEPS傘下の水力発電会社ドリンスコ・リムスケの子会社で、ボズニアとの国境を流れるドリナ川を利用して1955年に運転を開始した。2016年末までに工事を完了させ、向こう25~30年間の稼働を確保する計画だ。

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