2012/8/1

総合・マクロ

オフィス賃料、中東欧はモスクワが最高

この記事の要約

米不動産サービス大手CBリチャード・エリス・グループ(CBRE)がこのほどまとめた世界の主要都市のオフィス賃料ランキングで、モスクワが5位に入った。\ CBREのランキングは、世界133都市を対象にオフィス賃料を比較した […]

米不動産サービス大手CBリチャード・エリス・グループ(CBRE)がこのほどまとめた世界の主要都市のオフィス賃料ランキングで、モスクワが5位に入った。

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CBREのランキングは、世界133都市を対象にオフィス賃料を比較したもの。1位は香港の中環(セントラル)地区で、1平方メートルあたりの年間の平均賃料2,678.47米ドル、2位はロンドンのウエストエンド地区が2,369.75ドルだった。

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中東欧地域ではモスクワが1,846.39ドルで最高だった。オフィス賃料の伸びは前年比19.1%と、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域で最も高かった。CBREによると、モスクワの中心業務地区(CBD)では空室率が比較的低く、新規物件が供給される可能性が限られているため賃料が上昇する傾向にあるという。中東欧のその他の主要都市の平均賃料は、ワルシャワが564.26ドル、プラハが527.23ドル、 ブダペストが429.60ドル、ブラチスラバが424.65ドルだった。

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