ロシアの石油公社ロスネフチとイタリアの石油大手エニは23日、バレンツ海と黒海沖の石油・天然ガス開発に関するローンファシリティ(融資枠)協定に調印した。
\両社はすでに4月25日、開発調査のための合弁会社を設立することで合意している。開発権益は新合弁会社が保有することになる。新会社にはエニが33%、ロスネフチが66%を出資する。開発調査は、バレンツ海沖のFedynskyとTsentralno-Barentsevskyの二つの鉱区と、黒海沖のZapadno-Cernomorsky鉱区が対象となる。
\エニとロスネフチは今後、資源開発のため技術の相互供与を通して提携関係をさらに強化していく意向を示している。
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