チェコ中央統計局が発表した6月の輸出入価格統計によると、輸出価格は前月を0.8％上回ったが、上げ幅は5月の1.8％から縮小した。一方、輸入価格は5月の1.7％上昇から0.1％の低下に転じた。前年同月比では輸出価格が5.1％、輸入価格が6.6％とそれぞれ大幅に上昇。統計局は、対ドルでコルナが下落していることも影響していると説明している。
\輸出価格を品目別に見ると、機械・車両が前月を1.4％上回り、平均以上に上昇した。一方、石油製品・非食用油と化学品・同製品はそれぞれ0.7％値下がりした。輸入品目の中では化石燃料・潤滑油等の価格が5.2％の大幅上昇となった。
\6月の輸出価格は前年同月比で5.1％上昇し、5月の4.0％からさらに拡大。特に化学品・関連製品が6.5％の大幅上昇となった。コルナ下落を受けて輸入価格も5月の6.1％から6.6％に上昇率が拡大した。石油燃料・関連製品の上昇率は5月の21.2％から15.4％に低下したものの、引き続き高水準にある。
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