2012/9/26

ポーランド

独禁当局、スポーツ用品の価格カルテルで調査

この記事の要約

ポーランド独禁当局(UOKiK)は17日、スポーツ用品販売店のインターシュポルト・ポルスカおよび卸業者シュポルト&フライツァイトが、オーストリアのスキーブランド「フィッシャー」製品の販売価格でカルテルを結んだ疑いで、正式 […]

ポーランド独禁当局(UOKiK)は17日、スポーツ用品販売店のインターシュポルト・ポルスカおよび卸業者シュポルト&フライツァイトが、オーストリアのスキーブランド「フィッシャー」製品の販売価格でカルテルを結んだ疑いで、正式な調査手続きを開始したと発表した。予備調査を通じて、シュポルト&フライツァイトが小売業者との間で小売価格を取り決め、その遵守を監視し、違反に対して罰則を適用したことが判明したという。

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UOKiKは、シュポルト&フライツァイトがカルテルを主導したとみている。また、インターシュポルトはカルテルに参加した小売業者の中で最大手という。

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インターシュポルトは1988年に「スキー・サーフ(Ski-Surf)」として創業した。2006年にインターシュポルトが株式25%を取得したのを機に、現社名に改名した。ポーランド19都市で30店舗を展開し、売り場面積は3万2,000平方メートルを超える。

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一方のシュポルト&フライツァイトは1998年の設立。フィッシャーのほか、「カレラ」、「ウェスト・スカウト」、「ベルガモン・バイシクルズ(Bergamont Bicycles)」の正規代理店を務める。

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