アスタルディとTM. E テルモメッカニカ・エコロジアからなるイタリア企業連合がこのほど、ポーランド北部のビドゴシュチ市からごみ焼却発電施設の設計・建設業務を受注した。契約規模は4億ズロチ(約9,720万ユーロ)で、納期は3年4カ月後となっている。
\費用の60%は欧州連合(EU)からの助成で、38%は国営環境基金NFOSIGWと地方環境基金WFOSIGWからの低利融資でまかなう。残る2%は施工主である公営企業プロナトゥラが自己資金から支出する。
\施設ではビドゴシュチのほか、トルンなど近隣の自治体から出る生活系廃棄物(家庭ごみ)を年間18万トン処理する。焼却時の熱を利用して5万4,000メガワット時の電力と64万8,000ギガジュールの熱が得られる予定だ。
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