2012/10/4

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニア携帯サービス各社、4Gサービス開始へ準備

この記事の要約

ルーマニアで4G(第4世代移動体通信)向け周波数帯割り当てが終了したことを受け、携帯電話サービス各社が4Gサービス開始に向けた準備作業を進めている。 \ 国家通信管理規制局(ANCOM)が先ごろ実施した4G向け周波数帯の […]

ルーマニアで4G(第4世代移動体通信)向け周波数帯割り当てが終了したことを受け、携帯電話サービス各社が4Gサービス開始に向けた準備作業を進めている。

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国家通信管理規制局(ANCOM)が先ごろ実施した4G向け周波数帯のオークションには、オレンジ、ボーダフォン、コスモート、RCS&RDS、2Kテレコムの携帯電話サービス5社が参加。800メガヘルツ(MHz)、900MHz、1800 MHz、2600MHzの周波数帯から合計465MHz分が割り当てられ、ANCOMには6億8,200万ユーロに上るライセンス収入が入る。

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オレンジは800MHzと900MHzでそれぞれ2つ、1800MHzと2600MHzでそれぞれ4つの周波数ブロックの長期ライセンス(2014~29年)と、900MHzで5つ、1800MHzで3つの短期ライセンス(13年1月1日~14年4月5日)を総額2億2,710万ユーロで獲得した。同社は年内にブカレストで4Gサービスを開始し、14年4月までに全国でサービスを提供できる体制を整えるとしている。

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ボーダフォンは800MHzと900MHzでそれぞれ2つ、1800MHzで6つ、2600MHzで1つの周波数ブロックで長期ライセンスを、900MHzで5つ、1800MHzで3つの短期ライセンスを獲得し、総額2億2,800万ユーロを支払う。同社は来年初頭から4Gサービスをスタートさせる方針を示している。今回オークションに参加した5社のうちオレンジとボーダフォン以外の3社は、4Gサービスの開始時期について明らかにしていない。

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