2012/10/4

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

再可エネのEDPR、ルーマニアでソーラーパークに着工

この記事の要約

ポルトガル電力(EDP)のスペイン再可エネ子会社EDPレノバベイス(EDPR)は9月26日、ルーマニア南部で太陽光発電パークの建設に着手したと発表した。出力は39メガワットで、来年第1四半期中の完工を目指す。\ EDPR […]

ポルトガル電力(EDP)のスペイン再可エネ子会社EDPレノバベイス(EDPR)は9月26日、ルーマニア南部で太陽光発電パークの建設に着手したと発表した。出力は39メガワットで、来年第1四半期中の完工を目指す。

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EDPRによると同ソーラーパークは日射量がルーマニアの中でも最も多い地域に位置する。年間稼働時間は1,200時間、稼働率は15%に達する見通しだ。

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ルーマニアの太陽光発電市場は、設置済み発電容量が昨年時点でわずか2メガワットと、まだ成長の端緒についたばかり。政府の再可エネ行動計画(NREAP)では2020年までに発電能力が260メガワットに拡大すると見込まれる。

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太陽光発電の促進策として、政府は発電業者に発電量1メガワット時当たりグリーン電力証書を6通交付している。業者は電力販売に加えて証書の売却により追加収入を得られる構図だ。取引価格は28~56ユーロで、ユーロ圏の物価上昇率に応じて毎年引き上げられることになっている。

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