スロベニアの首都リュブリャナ市はSNAGA社を通じ、オーストリア建設大手のストラバグと同社の完全子会社であるストラバグ・ウムヴェルトアンラーゲン(環境プラント:STRABAG Umweltanlagen)のコンソーシアムに、廃棄物処理プラントRCEROを建設する業務を委託した。契約額は1億1,200万ユーロ。同プラントはバイオガスの生成と代替燃料の生産、再利用可能材料のリサイクルなどを目的とする。同社が特許を保有するプラグフロー反応器「STRABAG LARAN」は、バイオガスプラントとして欧州でもっとも近代的な方式の一つとされている。
\今回の契約をめぐっては、3年以上にわたる交渉の末、候補企業3社の中からストラバグが選ばれた。今年行われた最終入札において、投資コスト、運用コスト、建設スケジュールからなる見積もりで最善の条件を提示したことから同社に決定した。
\同プラントは2012年10月に建設を開始し、4年ほどで完成する見通し。
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