住友ゴム工業はこのほど、トルコにタイヤを製造・販売する合弁会社を設立すると発表した。中東、北アフリカ、ロシアの新興国市場における需要拡大や、トルコに工場を持つ日系自動車メーカーの増産を見込んだ措置。また、同拠点から欧州にも製品を供給する。提携先のアブドゥルカディア・オジャン・オトモティブ・ラスティク(AKO:Abdulkadir zcan Otomotiv Lastik)と9月21日、契約を締結した。
\新会社はトルコ中北部のチャンクル県に拠点を置く。10月に設立し、2015年7月に生産を開始する予定。出資比率は住友ゴムが80%、AKOは20%となっている。AKOはタイヤや自動車部品を製造・販売している。
\新合弁会社への投資は総額で約400億円。乗用車用ラジアルタイヤ、軽商用車用タイヤを製造・販売する。2019年末までに生産規模は1日当たり3万本、従業員数は2,000人となる見通し。
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