2012/10/17

ロシア

ロスアトムの合弁子会社、チェコ13社と提携合意

この記事の要約

ロシア原子力公社ロスアトムは10日、電力会社イルクーツクエネルゴとの合弁会社で、小型原子炉の開発を手がけるAKMEエンジニアリングが、チェコ企業13社から原子炉向けの設備・サービスの供給を受けることで合意し、覚書に調印し […]

ロシア原子力公社ロスアトムは10日、電力会社イルクーツクエネルゴとの合弁会社で、小型原子炉の開発を手がけるAKMEエンジニアリングが、チェコ企業13社から原子炉向けの設備・サービスの供給を受けることで合意し、覚書に調印したと発表した。

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AKMEエンジニアリングは、プラハで開催された原子力企業の国際フォーラム「Atomeks 2012」に参加。シュコダ JS、ビトコビツェ、シグマ・グループ、モドラニー・パワー、MPOWERエンジニアリング、プロモント、ETD トランスフォーマトリー、アラコ、Chemcomex Praha、ZAT、ZVVZ-Enven Engineering、サンドヴィク・ホムトフ、プレシション・チューブス、Chladici veze Prahaの13社と協力で合意した。

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AKMEエンジニアリングは、小型の鉛ビスマス型高速増殖炉「SVBR-100」の設計・開発と建設を行う目的で、ロスアトムとイルクーツクエネルゴの折半出資で設立された。SVBR-100型炉は原子力潜水艦で実績のある技術を利用したもので、政府は160億~180億ルーブルを投じて商業化を目指している。2017年までに実証炉を建設する計画だ。

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