2012/10/17

CIS諸国

ウクライナの太陽光発電事業に570万ユーロ融資

この記事の要約

欧州復興開発銀行(EBRD)は8日、ウクライナの太陽光発電プロジェクトに570万ユーロを融資すると発表した。資金は再生可能エネルギー事業を手掛けるグリーン・アグロ・サービスがウクライナ中部ヴィーンヌィツャ州で進める出力4 […]

欧州復興開発銀行(EBRD)は8日、ウクライナの太陽光発電プロジェクトに570万ユーロを融資すると発表した。資金は再生可能エネルギー事業を手掛けるグリーン・アグロ・サービスがウクライナ中部ヴィーンヌィツャ州で進める出力4.5メガワット(MW)の太陽光発電所の建設と運用に使われる。

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570万ユーロの融資のうち410万ユーロはEBRDが直接行い、残り160万ユーロは世界銀行のクリーン・テクノロジー基金(CTF)が引き受ける。EBRDがウクライナの太陽光発電プロジェクトに融資するのは今回が初めて。同行のKuusvekウクライナ担当ディレクターは、「EBRDはこれまでウクライナの再生可能エネルギー事業に13億ユーロを投じており、今後も同国の再生可能エネルギー部門の発展に関与していく」と語った。

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EBRDはウクライナで最大の機関投資家であり、2012年8月現在、320件のプロジェクトに80億ユーロを投じている。

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