風力タービン大手の印スズロンは22日、傘下の独リパワーがルーマニア市場に参入すると発表した。プロジェクト会社WSBインターナショナルが同国中部のマルジネニに設立する風力発電パークにタービン8基を納入する。首都ブカレストに設立した子会社Repower Systems DTE RomaniSRLのヤン・ガッシェ社長は「ルーマニア市場のポテンシャルは大きい」と述べ、市場開拓に意欲を示した。
\WSBインターナショナルに納入する製品は「Repower 3.2M114」。呼び容量は1基当たり3.2メガワットで、ハブ高さは93メートル、ローター直径は114メートルに上る。2013年秋までに稼働させる予定だ。
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