2012/11/14

チェコ・スロバキア

チェコ大手企業で外国人幹部が増加

この記事の要約

チェコの大手企業幹部に外国人が増加している。売上高上位100社の経営管理機関で外国人が占める割合は、2000年の25%から12年は34.1%に上昇したことが、調査会社デロイト・コーポレートガバナンスセンターの調べで明らか […]

チェコの大手企業幹部に外国人が増加している。売上高上位100社の経営管理機関で外国人が占める割合は、2000年の25%から12年は34.1%に上昇したことが、調査会社デロイト・コーポレートガバナンスセンターの調べで明らかになった。

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デロイト・コーポレートガバナンスセンター・チェコのSpacil代表によると、上位100社の取締役会の外国人比率は00年と比べ3倍に、監査役会では2倍にそれぞれ拡大した。ただ、代表取締役の外国人比率は48.4%から39.1%に下落したという。

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経営管理機関で外国人が増加している理由についてSpasil氏は、多くの企業が外国資本の傘下にあるためだと説明する。半数を超える企業では親会社が監査役会のメンバーを任命しており、この傾向は特に外資系企業に顕著だという。一方、Ambruz & Dark/Deloitte Legalのイグナチコバ弁護士によると、社外から監査役を迎える企業は全体の4分の1以下にとどまっているという。

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