ポーランドの銅生産大手KGHMポルスカミエズは、カザフスタンで銅山権益を取得することを狙っている。Wirth最高経営責任者(CEO)が12日、明らかにした。
\経済専門チャンネルTVN CNBCのインタビュー番組に出演したWirth氏は、「我々は常に投資先を探しており、投資のチャンスは沢山ある。私は最近カザフスタンを訪問したが、非常に興味深いマーケットだ」と発言。買収候補はすでに見つかっていることを明らかにしたうえで、「権益の買収提案を行うため準備を進めている。監査役会の承認を経て、年内にも提案するつもりだ」と語った。
\欧州で2位、世界で9位の銅生産会社であるKGHMは、生産量を2011年実績の57万1,000トンから18年までに年間70万トンに拡大することを目指している。生産拡大に向けて買収を積極的に行なっており、今年初めにはカナダ同業クアドラFXNマイニングを28億7,000万カナダドルで買収した。
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