2012/11/21

ポーランド

ポーランド最大手銀PKO、9.4%減益

この記事の要約

ポーランド金融最大手のPKOバンク・ポルスキ(PKO BP)が12日発表した2012年第3四半期の純利益は9億1,200万ズロチ(2億1,800万ユーロ)となり、前年同期から9.4%減少した。一方、伊ウニクレディト傘下の […]

ポーランド金融最大手のPKOバンク・ポルスキ(PKO BP)が12日発表した2012年第3四半期の純利益は9億1,200万ズロチ(2億1,800万ユーロ)となり、前年同期から9.4%減少した。一方、伊ウニクレディト傘下の第2位行ペカオ銀行の純利益は4%増の7億9,800万ズロチとなった。

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PKO BPの減益の理由は、コストが4.7%上昇したことにある。純利息収入が0.7%の伸びにとどまったうえ、手数料収入が0.9%後退して足を引っ張った。個人向け融資は4.1%減と大きく縮小した。

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1-9月期の純益は28億7,000万ズロチだった。

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ペカオ銀は純利息収入が6.9%増加したが、手数料収入は9.3%減少した。コストは0.2%減。1-9月期の純益は22億1,000万ズロチだった。

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