2012/11/28

ポーランド

欧州最大の石炭火力発電施設着工、日立が設備納入

この記事の要約

ポーランド国営電力会社エネアはこのほど、マゾヴィエツキエ県のコジェニツェ発電所で新しい石炭火力発電施設の建設に着手したと発表した。建設作業は日立製作所と現地建設大手のポリメックス・モストスタルが担当する。投資規模は64億 […]

ポーランド国営電力会社エネアはこのほど、マゾヴィエツキエ県のコジェニツェ発電所で新しい石炭火力発電施設の建設に着手したと発表した。建設作業は日立製作所と現地建設大手のポリメックス・モストスタルが担当する。投資規模は64億ズロチ(15億6,000万ユーロ)。出力は欧州最大級の1,075メガワットで、2017年に完工する予定だ。

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起工式に参加したドナルド・トゥスク首相は、今回のプロジェクトを皮切りに、今後10年で1,000億ズロチをエネルギー供給分野に投資すると話した。うち、400億ズロチが発電所に振り向けられるという。

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コジェニツェ発電所の保険入札では、オーストリア保険大手ウィーン保険グループ(VIG)の子会社が参加する意向と報じられている。また、ポーランド最大手のPZU、独タランクスと明治安田生命が共同出資するヴァルタ、タランクス傘下のHDI、ドイツのエルゴ・ヘスティア、アリアンツ、伊ジェネラリが企業連合として応札する方向のほか、米AIGグループも参加するもようだ。(東欧経済ニュース9月26日号「日立、ポーランドで発電設備を共同受注」を参照)

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