2012/11/28

ロシア

伊藤忠、ロシアの発電プロジェクトで覚書調印

この記事の要約

伊藤忠商事は21日、ロシアの鉱山・金属・エネルギー企業であるEn+と、ニージニー・ノブゴロドにおける発電プロジェクトに関する覚書を交わしたと発表した。電力設備の近代化・省エネ政策を背景に効率の高いガス発電設備の需要が高ま […]

伊藤忠商事は21日、ロシアの鉱山・金属・エネルギー企業であるEn+と、ニージニー・ノブゴロドにおける発電プロジェクトに関する覚書を交わしたと発表した。電力設備の近代化・省エネ政策を背景に効率の高いガス発電設備の需要が高まるとみて、今後の受注につなげたい意向だ。

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このプロジェクトは、En+の子会社であるユーロシブエネルゴがニージニー・ノブゴロド州アフトザヴォツカヤの熱電併給プラント(CHP)で総出力約400メガワットの発電設備を新設するもの。すでに三菱重工業製のガスタービン(327.7メガワット)の採用が内定している。伊藤忠は東洋エンジニアリングと共同でユーロシブエネルゴと建設契約交渉を進めており、来年中の着工で今回、合意をみた。

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En+の発表によると、伊藤忠は日本国際協力銀行(JBIC)によるプロジェクト融資に向けた調整作業も受け持つ。

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En+はロシア富豪、オレグ・デリパスカ氏が率いる複合企業ベーシック・エレメントの子会社。世界アルミ大手のルサールの株式48.13%を保有する。ユーロシブエネルゴは、約19ギガワットの発電能力を有する、ロシアで最大の民間発電会社だ。

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