ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは19日、ウラジオストクから液化天然ガス(LNG)をベトナムに輸出する方向でベトナム石油ガス公社(ペトロベトナム)と協議に入ったことを明らかにした。また、天然ガス自動車(NGV)燃料の合弁事業を設立することも検討している。
\両社は2000年に合弁会社ベトガスプロム(Vietgazprom)を設立し、ベトナム沖の大陸棚で石油・ガス資源の開発を進めている。08年には新たな合弁会社ガスプロムベト(Gazpromviet)を設立、ロシアのオレンブルク州とヤマル・ネネツ自治管区で開発をスタートした。今後は第三国での開発事業にも乗り出す構えだ。
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