リトアニア統計局が11月末発表した10月の小売売上（速報ベース、自動車・部品販売を除く）は23億2,650万リトアニアリタス（LTL）となり、季節調整前で前月比5.1％、調整後で0.8％の増加となった。内訳は食品販売（アルコール飲料・タバコ含む）が4.4％増、非食品販売が6.6％増、ガソリンスタンド（自動車燃料）が3.1％増。特に通信・オンライン販売（29.3％増）と音響家電販売（26.2％）が好調だった。1-10 月累計では前年同期比4.9％増。
\前年同月比の小売売上は営業日数調整前で4.9％増、調整後では3.3％増。非食品販売は14.2％増えたが、食品販売は0.2％減、ガソリンスタンドは5.1％減と低調だった。非食品販売の中では音響家電販売が59.7％、白物家電販売が54.6％の大幅増収となった。
\自動車・部品販売業の10月売上高は8億850万LTLで、前月比20.3％増、前年同月比18.3％増と大きく伸びた。1－10月累計では前年同期比7.0％増。一方、飲食サービス業の売上高は9,010万LTLで、前月比0.1％減、前年同期比4.8％増。1-10月累計では前年同期を12.8％上回る。（1LTL＝31.00JPY）
\
