2012/12/12

ロシア

移動通信大手メガフォン、小売事業を強化

この記事の要約

ロシア移動通信2位のメガフォンは6日、筆頭株主のアリシェル・ウスマノフ氏と共同で、富豪アレクサンドル・マムート氏から携帯電話小売業ユーロセット(Evroset)の株式50%を買収した。小売事業を強化して最大手のMTSを追 […]

ロシア移動通信2位のメガフォンは6日、筆頭株主のアリシェル・ウスマノフ氏と共同で、富豪アレクサンドル・マムート氏から携帯電話小売業ユーロセット(Evroset)の株式50%を買収した。小売事業を強化して最大手のMTSを追い上げる狙い。取引額は10億7,000万米ドルで、ユーロセットが業績目標を達成すれば1億ドル追加される。一方で、移動通信3位のビンペルコムもユーロセット株0.1%を追加取得して出資比率を50%に引き上げた。

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今回の取引ではメガフォンと、ウスマノフ氏の投資会社ガースデール・サービシズ・インベストメントが25%ずつを取得した。ガースデールは1~3年後に持ち株をメガフォンに売却する取り決めだ。その際の取引額は5億3,500万ユーロに年利8%の金利を加えた額となる。

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ロシア移動通信企業は売上拡大を狙い、小売事業を強化しつつある。メガフォンはすでに、フランチャイズ店を合わせて自社店舗を3,650店保有する。ユーロセットはロシアとベラルーシで5,500店を展開している。

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