2013/1/2

ロシア

三菱重工と双日、バシコルトスタンのプラント建設を受注

この記事の要約

三菱重工業と双日が、ロシアの建設会社ルネッサンス・コンストラクトと共同で、ロシア連邦バシコルトスタン共和国のガスプロム・ネフチキム・サラヴァト(GNS)からアクリル酸プラントを受注した。同共和国初の設計・調達・建設(EP […]

三菱重工業と双日が、ロシアの建設会社ルネッサンス・コンストラクトと共同で、ロシア連邦バシコルトスタン共和国のガスプロム・ネフチキム・サラヴァト(GNS)からアクリル酸プラントを受注した。同共和国初の設計・調達・建設(EPC)契約で、アクリル酸の年間生産能力は8万トン、稼動は2015年末となる予定だ。受注規模は公表されていないが、メディア報道によると、2億7,000万ユーロと推定される。

\

アクリル酸プラントは、ロシア南部バシコルトスタン共和国の首都ウファから南へ150キロメートルほどのところにあるサラヴァトの近郊に建設される。

\

石油から作られるプロピレンを原料に、精製アクリル酸を年3万5,000トン、アクリル酸とブタノールの化合物であるブチルアクリレートを同8万トン製造できる。

\

GNSはガスプロムの子会社で、石油精製・化学工場を操業する。今回のプロジェクトは同社の進める設備近代化の一環で、石油化学品の製造能力が大きく拡大する。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |