2013/1/9

CIS諸国

ウクライナ、バイオ燃料生産に向けドイツと協力

この記事の要約

ウクライナ政府は、バイオ燃料の国内生産に向けたパイロットプロジェクトを実施する。バイオ燃料の分野で先進的な地位にあるドイツの技術支援を受けてバイオディーゼル工場を建設し、年内にも生産を開始するとともに、農業廃棄物からのバ […]

ウクライナ政府は、バイオ燃料の国内生産に向けたパイロットプロジェクトを実施する。バイオ燃料の分野で先進的な地位にあるドイツの技術支援を受けてバイオディーゼル工場を建設し、年内にも生産を開始するとともに、農業廃棄物からのバイオガス発電や熱利用を国内でも実現したい考えだ。ウクライナ農業政策省がこのほど、明らかにした。

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ドイツとウクライナはバイオエネルギーに関しすでに長い学術交流の歴史があり、今回のプロジェクトも、その提携関係の上に構築されたものだ。

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ウクライナは植物油で世界の主要産地の1つに数えられているが、バイオ燃料の生産は年70万トンに過ぎない。また、技術的には初歩的なレベルにとどまっており、プラント当たりで年80万トンの生産量を誇るドイツに比べ大きく後れをとっている。ウクライナは今回のプロジェクト実施によって、同国のバイオ燃料生産に関心を持つドイツ企業からの投資も期待できるとしている。

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