チェコ統計局は15日、2012年12月の生産者物価統計を発表した。それによると、鉱工業は前年同月比で1.2％上昇し、特に化学品・同製品（11.3％）と飼料（19.8％）の価格が大幅上昇した。一方、基礎金属・金属製品（2.2％）や輸送機器（1.1％）は値下がりした。建設業では0.7％、サービス業では1.9％それぞれ低下したが、農業は15.9％の幅で上昇した。
\12年通期では、農業の上昇率が前年の19.1％から4.1％に大きく減速した。ただ、鶏卵は55.6％、食用豚は17.0％、野菜は12.4％の幅で上昇した。鉱工業も前年の5.6％から2.1％に縮小したが、コークス・石油精製品（10.3％）や化学品・同製品（7.0％）は値上がりした。サービス業は前年の0.9％上昇から0.7％の低下に転じた。建設業は前年並み（0.5％）の0.6％の低下。
\12月の生産者価格は前月比で鉱工業が0.3％、建設業が0.7％、サービス業が1.9％それぞれ低下したが、農業は0.9％上昇。じゃがいもが5.9％、野菜が10.0％と大きく値上がりした。
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